狂い」のすすめ -ひろさちや-
なにか生活ががんじがらめになり窮屈になったときにふと読んでしまうと肩の荷が下りて非常にリラックスします。これもしなくてはいけない、あれもしなくてはいけない、これはこうあるべきだとあまり気を張りすぎて肩ががちがちになってしまうと結局は心のゆとりがなくなりどんどん窮地に追い込まれていきます。
何になろうか、まじめくさって、人間の一生なんて夢でしかない。(閑吟集)
著者は仏教思想家でもあるので仏教の世界もすこし解説しながら、世の中が狂ってるんだからあまり常識にこだわることなく狂者の自覚を持って楽しく生きましょう。生きがいを求めるなといっております。
表題はかなり過激で逆説的なイメージがありますが読んでも見るととてもおもしろい。いつも自分の趣味に準じたものばかり読んでいるとかえって心のゆとりがなくなり発想も限定的、画一的になりやすい。たまには自分の趣味外の本も読むことによって一歩引いた大局観が形成されとても役に立ちますよ。
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