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過激な読書案内

「こころ」は本当に名作か 小谷野敦著

批判本の記事を書いた後でなんですがこれは悪書ではなくお薦めの本です。
本来なら私の尊敬する斎藤孝と手塚治虫をけちょんけちょんにけなされた時点で破り捨ててゴミ箱行きなのですが圧倒的な読書量と文学通の著者に文学無知な私はひざまずいてしまいました。
たしかに文学に普遍的価値基準はないでしょうね。
夏目漱石の坊っちゃんは認めるけどこころは認めない。ドストエフスキーは・・・・・。など
たしかにビートルズでも変な曲はあったしサザンにしても全部の曲がってわけにはいきませんし。そういう意味ではありえるかなっともおもいますが著者の個人的な価値基準にも思えます。実体験がなければ本当の意味や感動は味わえないといってますがそれはそうと思います。しかし本を読むというのは未実体験を補うものでもありますし実体験がなければ味わえないというとそうはいいきれません。
著名な古典文学作品をこてんぱんに批判してますがこっちもすこし批判したくなりますね。たぶんかなり文学通の人たちが読めばだまってはないでしょうね。
しかしこの本の最大のいいところはこれら掲載された古典文学作品が読みたくなるってことです。わたしもほんのわずかですが読んできた作品の中でほとんど忘れてるとかが少なくなく、もう一度読んで著者のいってることが本当なのか確かめたくなるのです。

しかし手塚治虫より永井豪の「デビルマン」が漫画の最高傑作とはおそれいりやした。


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